傲慢さ、そしてタイミングと言い訳

開墾から4ヶ月、作業的な事は一段落を迎え、これまで指導いただいた内容や日誌を見返し復習を行い、年明け以降の動きについて、イメージを膨らませています。
この4ヶ月で「農」に関するわずかな知識に触れる事はできました。それと同時に、「農」に対する己の「姿勢」を見つめなおしています。
【傲慢さ】
10月のある日、先生からの言葉が今でも忘れられません。どのような会話の流れであったかは忘れましたが、「おめぇは自分が素人だって認めねえもんなぁ(笑)」と。
この言葉にハッと気づかされました。自分では素人であることを認め、頑張ってきたつもりでしたが、どこかに、「農」や「自然」に対する謙虚さが欠けていたのでしょう。先生はわたしの行動の端々からそれを見抜き、冗談まじりに伝えてくれたのだと思います。
【タイミングと言い訳】
圃場研修の始まる前、「この1年間、余計な事考えないで額に汗すれば、自分の限界が分かると思うし、1年後に見えてくる事があると思うよ」と言われた事があります。
とても深い。なんとなく言葉では理解できるけど、深すぎてわかりません!先生!
でも、4ヶ月間時点で考える事は、「自分に言い訳しない」ということです。いつぞや映像関係の人にも言われた事があります。「お前、そうやって保身するなよ」って。「農」でいえば、やるべき事を、都合のいい言い訳を作って、後回しにしない。相手は自然です。どこでどう変わるかわかりません。後回しにしなくてよかった、と思う事は多々ありました。
ここで少し考えました。
「傲慢さ」と「言い訳」、この2つはつながってると思います。自分の中に傲慢さがあるから言い訳が出てくるんじゃないかと...他人に対する傲慢さ、アドバイスしてくれる人に対するプライド、自然に対する畏敬の念の欠如、作物に対する感謝...
「自分はこういう人間だから、これが苦手だから、自分の予定はこうだから」なんて言い訳は作物には通用しませんでした。薬散しなければ虫に食われる、排水対策をしなければ雨水に流される、すべてタイミングと決断が大事でした。決断って、なにか物事を「決めて」なにかを「断つ」ことでしょうか。今、状況としてこれをやらなければいけないと決めたら、つまらん自分のプライドを断って、言い訳しないでやることだと思います。
なんか宗教的な哲学的な話になってしまいましたが、物事を学ぶ上での基本姿勢だと思います。来年以降、うれしい事に作付け面積が増えます。でも、あたたかくなって病気や害虫がウヨウヨしだす時期。今まで以上に、言い訳厳禁・現実直視・感謝の姿勢・学ぶ姿勢を意識したいと思います。