尻腐病とCa欠乏の深い話...

ついにでました!尻腐れ果。

カルシウムの欠乏が原因。
乾燥続きで、急激な高温・乾燥時に気象が変化したときに発生する。今回の場合、もとをたどれば肥料の不足ではなく(溝施肥をしている)、水分の不足によるもの。強いて言えば、溝施肥の量ではなく、全面散布したときの量が多かったものと見られます。肥料は、N→K→P→Mg・Caの順に吸い上げられる。水分の不足により、最も重いCaは吸い上げが遅れ、カルシウム欠乏が起きる。対策としては、晴天・高温・強風が見込まれるときは事前に灌水を行うか、葉面散布剤「カルプラス」を曇天時にあらかじめ散布する事である。障害の発生場所は、中段の若葉の縁・先端から、5cmくらいの果実の先端から発生。

中をみると、見事に教科書通りの症状。
この尻腐れにより分かった事は、当初の計画通り、溝施肥した肥料が効いてきているということ。また、水分の絞り込みができていること。全面散布時の肥料過多がベースにあり、連日の高温に加え、水分不足が引き金となって発生したものと言えます。もっと気象条件を意識した管理をせねばなりませぬ...
圃場研修の後半、
薬害、高温障害に続き、いろいろな事が出てきて、楽しくなってきました(^^)
最近はなにも起きない事が逆に怖い!
なにか起きないと、なにも学べません。