ハウスメロン栽培の流れ

ここ数日、梅雨に突入し毎日シトシトと雨が...昨日は昼過ぎ迄、ハウス内の作業を行い、今日は夕方から月曜日分の出荷調製に出かけます。久しぶりに昼間ゆっくりするので、今週学んだ知識を整理してみたいと思います。作物はハウスメロン。水分や養分の管理を学ぶには、大玉トマトをしのぐほどの学びがある作物とのこと。

  • 【定植】5.2   45cm間隔で定植 95cm黒マルチ使用
  • 【摘葉】5.8   5枚目迄の本葉、摘葉
  • 【誘引】5.20 立ち作り誘引開始(キュウリと同じく、主枝を伸ばす)10節以下は脇芽のみ摘みとり、11~20節の脇芽に交配する
  • 【交配】5.29 5.30 5.31 1回目の交配開始 側枝についた雌花を交配し、その後、2枚葉を残して摘芯 その後、紐で吊る
  • 【薬散】5.31 1回目の薬散、ベストガード・ダコニール 6.5 2回目の薬散、ダコニール
  • 【交配と摘枝】一株、1個の収穫を目指す(Brix糖度:12度→2個、14度→1個)14枚目、15枚目の玉を残すことを目標に、本葉10枚から15枚目を中心に交配、交配が確認できたら上の子枝は摘む 切り口に硫黄華を塗布(ないときは、トップジンMペーストを使用)
  • 【追肥】6.7 ぼかし肥料、追肥(エバフローの下に油かす・配合肥料)500cc程度灌水

定植から追肥まで、以上の流れですが、今後の生育管理を踏まえ、座学的にハウスメロン栽培のポイントを教えていただきました。
1.着果の問題 

株の樹勢をMax5とすると着果には3が適度であり、果実重量800g程度を目指す。

【樹勢が強い場合】
着果の具合    :1番果が着果しづらい 2、3は着果する
実の大きさ・甘さ :実は大きく、味は落ちる
葉の大きさ    :葉は大きく、緑色が濃い

【樹勢が弱い場合】
着果の具合    :1番果は着果しやすい 2、3は着果しづらい
実の大きさ・甘さ :実は小さく、甘い
葉の大きさ    :葉は小さく、緑色が薄い 上に行くほど小さい

2.玉を肥大させず、糖度を上げる管理 

樹勢が強い場合に追肥すると、さらに果実が肥大し、葉も大きくなるが味は乗らない。着果後は、実を大きくしないための水分管理を行う。

【樹勢が3の場合の水分管理と追肥】
目標:実を800gから900gに肥大させ、糖度を14度にあげる。着果から2週間が最も果実が肥大する時期であることをふまえ、灌水量に注意。

  • 表面のネットが出る迄:500cc(~1000cc)灌水
  • ネットが出始めたら :250cc(500ccの灌水を行うと、ネットが深くなり割れる)
  • ネットが出終わったら:灌水中止 糖度を上げる為の濃縮に入る

株元から5cm程度離したエバフローの下に油かす・配合肥料を蒔き(ぼかし肥料)、その上からエバフロー灌水を行う。今後警戒する病気は、べと病・うどんこ病・炭疽病等です。