大玉トマト、誘引方法

ご覧ください、狭山圃場にて岡安先生が行われている、最新トマトに関する生育比較試験の状況です。注目すべきはこの誘引方法。株間に支柱を挿し、上部を補強します。ここまではすぐに理解できます。問題意識を持つべきは、この支柱間をビニールひもでつないでいることです。そこに、茎をテープでとめ、誘引していきます。

反対側から見ると、このような具合です。数ヶ月間、この誘引方法を目にしてきたはずなのに、まったくもって問題意識がなかった。恥ずかしい。この誘引方法、トマトの樹勢と深く関係があります。トマトの樹勢が強ければ(成長点付近で判断!)先端を寝かし(ヒモで引っ張る)、弱ければ立てます。これを行うには、先端が左右に自由に動く状態を作らなければなりません。この写真のように、横に張ったヒモに誘引していけば、毎日樹勢を観察し、毎日成長点の角度を変えることができます。
こちらが、にわか野郎:高橋君のクソ誘引です。ただ支柱に固定しているだけでは、樹勢のコントロールもくそもあったもんじゃない。こちらのトマト、雨よけも何もない中で、果実が穫れれば儲け物!と定植した苗でしたが、この誘引法に気がついていれば、少しはましなトマトができたことでしょう。何ヶ月も見ていたはずなのに、なぜ気づかなかったのか、言葉にならないくらい悔しいですね...もうトマトも終わる時期なのに...
最近、思うんです。栽培技術について、先生への質問がないときは自分がすごく危ない状態にあると。「質問が無い」=「自分のなかで問題意識が持てていない」ということ。「問題意識が持てていない」ということは、それだけ「作物を見ていない」ということ。「作物を見ていない」ということは、「生育管理をこなすだけの日々になっている」あるいは「妥協している」ということです。次はいつ、トマトを作れるか分からないだけに、すごく落ち込みました。

そんな中、狭山圃場の資材庫にふと目をやると、もうお盆セットがありました!!爪楊枝を刺さなくても、もう、ジャガイモが動物になっています。キュウリも、なんだかラッコみたいな形してるし、ん!ン!真ん中にいらっしゃるのは、以前の記事で紹介した、うちのお釈迦様ではないですか!お顔だけは緑のまま...

「誘引方法」と「お盆セット」のギャップに癒された日でした♪