コカブ;播種納め、30ベッド!

本日は「播種納め」!
ゆうきファームの露地の播種は今日で終わりです。夏以降、4日置きに播種を繰り返し、やっとコカブが30ベッド並びました。自分で言うのもなんですが、この景色はなんとなくそれっぽい♪ 技術はどうあれ、いかにも農業をやってる感じがする 笑 30本並んだトンネルを見るのはなかなか嬉しいものです。どこか感慨深いものが...この1年5ヶ月の集大成ともいうべき姿が、今目の前に完成しました(^^)
去年の1月末にコカブと小松菜の周年栽培が始まり、今日の播種でおおよそ1年間作り続けたことになります。播種日と収穫開始日をはじめとする生育期間のデータ取り、登録農薬の使用、潅水のタイミングと量、その間にもマルチャーを買ったり、耕運機が壊れてトラクターを買ったり、軽トラを買ったり、堆肥場を作ったり...もちろん、いいことばかりではありません。12月の初めには、農業分野からの撤退が決まりました。正直モチベーションが下がる日もありました。さらには播種の終わりを待たずに水道が止まり、こんな風にして水を確保していました。500Lのタンクなので、完全に重量オーバー、シャコタンの軽トラです。

今思えば全てが良い経験に。この周年作物の栽培を経験したことで、コカブの栽培について現段階でやりたいこと・試してみたいことの8割方は実践出来たと思います。でも夏場の播種における被覆資材の活用は今後の課題となってしまいました...まだまだ課題や試してみたいことは出てくると思います。もし、いつかまたコカブの栽培をやるとして、今年の失敗を繰り返したら、それはアホとかバカの類です(^^)コカブの播種は、この1年5ヶ月でトータル50回行いましたが、不思議と1回たりとも飽きることがなかったのです。実践研修が終わって、コカブと小松菜の栽培だけになり、暇(?)になるはずでしたが、全然そんなことはない。むしろ自分のアタマは結構忙しかったと思います。とにかく、チャンスを無駄にしたくないということだけは頭に入れて、毎日なにかしら考えていたような気がする。ほんとうに不思議なもので、収穫時期が毎回違っていたせいでしょうか、コカブを引っこ抜く時の感覚は、1回として同じことがなかったんです。もちろん、先が尖ったり、横縞症が出たりと同じような失敗が続くときはあったのですが、失敗したときの感覚もまた違う。うまく言葉にはできないけど、そんな感じ。それと同時に、自分ひとりで仕事することの限界点も見えたような気がします。ひとりで管理できる面積の限界。1日の仕事量の限界。体力の限界。気力の限界。経験値の限界。機械の限界。土壌の限界。化成肥料の限界。いろんな限界がありましたが、やっぱり「気力の限界」というのは、ほんとうに大きいものなんだと思います。なんの仕事でも、やっぱりモチベーションがすべての根本なんじゃないかと。

それはさておき、今日はこの1年を振り返っていました。ゆうきファームには、ほんとうにみんなの思いが詰まっています。我らが師匠岡安先生の指導をはじめ、人様のご縁でいろんな人が出入りしてくれて、手伝ってくれて、冷やかしてくれて、差し入れしてくれて...まさに汗と涙の結晶です。みんなに支えられて、いろいろな思い出が詰まった土地です。そんな土地を維持することができなくなってしまい、担当者としてはほんとうに申し訳なく思っています。でもこれを機に、もっと成長したいと思うようにしてくれたのも、この土地です。人災や失敗を含め、自分でできるだけのことはやったという実感は確実にある。これを土台にしてさらに経験を積んでいきたいものです。

みなさん、ほんとうに1年間ありがとうございました。そして来年もどうぞ宜しくお願いします。良いお年をお迎えくださいませ(^^)

PS;露地の播種は終わってしまいましたが、ハウス内の播種をあと1発か2発くらい予定しています。ハウス内にさらにユーラックでトンネルを作って、コカブの生育をどれだけ早められるかというもくろみです!そんなめんどくさいことやる農家さんなんかいないだろうけど、それで本当に収穫時期が早まれば、周年栽培のスケジュールも少し変わってくるんだと思います。