コカブ;低温の影響

いつもご覧いただき、ありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします(^^)さて、2015年1発目の記事はこちら...

こちらのコカブ、なかなか形が整わないもので...10月28日播種、露地栽培80日目です。EC値0.64 uS/cmの区画ですが、肥料切れを考慮し、施肥設計(N:P:K)は10aあたり、12-17.5-10.5(内、3割が有機化成)。多少、肥料が多かったというのもありますが、球が肥大する前に、ダイコンみたいな卵型になってしまっています。

こちらが、ハウスで栽培したものとの比較。真ん中がハウス栽培、左右が露地栽培のものです。ハウスのものに比べて、葉の長さが短く、それでもって玉の形も悪い。岡安先生曰く、「低温の影響」ということ...露地栽培においていくらユーラックをかけようが、ベタ掛けをしようが、トンネルが保温できる熱量はハウスのそれに比べてはるかに少ないため、低温の影響をもろに受けてしまうとのこと。

そしてさらにダメ押しは、間引き後の潅水であると!あまりに地表面が乾いてしまっていたので、間引きの後に潅水をしたのです。通常、地面が乾いていれば地中の熱が地表面に上がってきますが、潅水をしてしまうと地中の温かい熱が上がってこれずに球の周りはさらに低温にさらされることになります。これに加えて地上は0℃近く、生育環境としてはかなり厳しい状況です。

潅水をしなかったとしても、出荷できる良品が2割もあればいい方でしょう...夏の終わりから秋にかけては、露地でとても綺麗なカブが9割以上できていたのに、ほんとうに驚きです。露地栽培の限界ということでしょう。「たかがコカブ、されどコカブ」1年中、同じ品質のものを作るのは難しい!