抗リウマチ薬の不安を安心に変える4つの方法

リウマチの治療を開始したのち、生物学的製剤の投与を始めた方で、薬の副作用を気に留めている方へ。

副作用=リスク=取り返しのつかないことというイメージがついて回り、不安ですよね。

本記事では「抗リウマチ薬の不安を克服する4つの方法」と題し、多くの方が実践している薬の不安を乗り越える方法をご紹介します。

抗リウマチ薬の不安を安心に変える4つの方法

 

1.薬の製造・販売元を知る

メトトレキサート リウマチ オレンシア

薬のパッケージから製造元を知る

服薬を開始する前に主治医から副作用について指導してもらうことはもちろん、自ら調べることで副作用のリスクを正しく理解することができますよね。詳しくなりすぎて、主治医の前で「家庭の医学」を披露することは厳禁ですが、指導を正しく理解するためにも知識を身につけておくことは必要ですよね。

まずはWEBから薬の名前を検索し(医療関係者の方は「🔗メディカルオンライン」から)、どの製薬会社から販売されているのか確認します。薬の種類によっては製造元と販売元が異なる場合があるようです。自宅で自己注射をしている方は、注射が入っている箱に製薬会社の名称が記載されていますので、そちらから調べることができるようです。

特に副作用を気にしなければならない「生物学的製剤」を販売する各製薬会社のホームページより、リウマチの情報が掲載された箇所を以下の2つの章にまとめました。なお、「レミケード」については医療機関での点滴が主となり、現段階では自己注射は販売されていないようです。他の患者さんや周囲から聞いた話で薬の判断をするのではなく、製薬会社の情報や主治医の指導を情報源とするのが良いようです。薬の副作用や気を付けなければならないことを知り、日々の生活の中で意識していくことが安心への近道と言えそうです。

 

2.生物学的製剤に関する情報を集める

ヒュミラ 情報 リウマチ

製薬会社HPには生物学的製剤の情報が満載

今や多くの方が使用している生物学的製剤ですが、販売元の製薬会社HPから副作用や効果などたくさんの情報を集めることができます。

田辺三菱製薬株式会社が販売する「レミケード」を使用する方向けに、関節リウマチの基礎的な情報(症状・診断・検査方法など)が載っています。レミケードに特化し治療内容や副作用に関する情報は、🔗PDFで見ることができます。

エーザイ株式会社が販売する生物学的製剤「ヒュミラ」に関する情報が載っております。「🔗副作用について」では「主な副作用」「特に気をつけなければならない副作用」「早期発見のために」と3つの項目が立てられています。その他、専門用語を調べるための「リウマチ用語辞典」や「ヒュミラを処方している医療機関を探したい」方向けの検索ページがあります。

リウマチ治療に関する基本的な情報が書かれており、特に抗リウマチ薬や生物学的製剤に関する情報は「🔗4.治療が始まる 気をつけるべきことは」に詳細が載っています。また、中外製薬が製造・販売する生物学的製剤「🔗アクテムラ」について専用のページがあります。

 

3.医学的情報、福祉制度の情報を集める

ファイザー 製薬 リウマチ 

医学的情報が満載の製薬会社HP

一般の方がリウマチに関する医学的情報を集めることはハードルが高い作業ですよね。製薬会社のHPならば、医学的情報をわかりやすく説明してくれています。ドクターが監修している場合がほとんどですので、信頼性も十分な情報と言えそうです。2つの製薬会社HPをご紹介いたします。

医療・福祉制度に関する情報が充実し、WEBマンガによってリウマチ本人の生活を疑似体験できるのが特徴です。リウマチの方を支える家族の方にとって、本人の病気を理解するための大変良き情報となります。「オレンシア」を注射されている方には、副作用について「🔗オレンシア」のページが参考になります。

リウマチに関する医学的な情報を集めることができます。病院で行う血液検査の結果を理解するために「検査値について」という項目があるのが特徴です。また、医療費を軽減する制度やライフステージに合わせた医療・福祉制度の紹介、子供の関節リウマチを支える医療・福祉制度については「🔗お役立ち情報」が便利です。ファイザー株式会社が販売する「エンブレル」については「🔗エンブレルによる治療を受ける患者さんへ」のページが参考になります。

 

4.日常生活の中で感染症の予防を徹底する

マスク うがい薬 体温計

予防の自覚と徹底

生物学的製剤に共通する副作用として、肺炎や風邪などの感染症が挙げられるようです。生物学的製剤は免疫の働きを抑える薬のため、感染症にかからないように気をつけるべきと多くのドクターが言います。そのために次の基本的な予防法を徹底している方が多いようです。

  • 「疲れをためない」=仕事、プライベートにおいて無理をしない
  • 「疲れを感じたら十分な睡眠をとる」=長めの睡眠時間の確保
  • 「規則正しい生活を送る」=早寝早起き
  • 「うがい手洗いを徹底する」=習慣化する
  • 「外出時にマスクを着ける」=人ごみをなるべく避ける
  • 「風邪のような症状を感じたら主治医に相談する」=投薬前に熱を測る習慣をつける

このほか、インフエンザの時期になれば予防接種を受けるなど、季節ごとに注意しなければならないこともあるようですが、精神状態も影響してくるようです。主治医の多くは痛みを訴える患者さんに「あまり心配しないで」と指導するようです。

それは治療法が確立されている病気であるからですよね。一昔前「不治の病」のようなイメージがついて回ったリウマチは、生物学的製剤の登場によって「コントロールできる病気」と認識されるようになってきました。特効薬が見つかれば、あとは生物学的製剤を使うことのできる体の状態を作っていけばいいですよね。

空 暗雲 不安

漠然とした不安を安心に変えていく

最後に…

ここまでの長文をお読みくださいまして、本当にありがとうございます。
本記事では「抗リウマチ薬の不安を安心に変える4つの方法」と題し、

  • 薬の製造・販売元を知る
  • 生物学的製剤に関する情報を集める
  • 医学的情報、福祉制度の情報を集める
  • 日常生活の中で感染症の予防を徹底する

製薬会社HPの情報を中心に、4つご紹介しました。

まずは薬の情報を得ること、そして感染症にかからないよう日常生活の中で予防を徹底し、それを継続することで多くの方が自分の中での安心感につなげているようです。

リウマチの治療では生物学的製剤を使うことがとても有効な治療法です。治療を継続するためには、感染症にかからないこと、副作用が出ていないことが重要な条件となります。そのためには日々の予防や情報収集を通して、生物学的製剤を使う期間をできるだけ長くしなければなりませんよね。寛解状態を経て、薬なしでも生活できるようになることを目標にしたいものです。

以上、
「抗リウマチ薬の不安を安心に変える4つの方法」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。