リウマチ闘病生活を豊かにする4つの気分転換法

リウマチの治療を始めたものの、毎日の痛みにイライラしてしまい、気分転換の方法が見つからないという方へ。

いい方法が見つかり痛みと上手に付き合っていくことができれば、毎日を穏やかに過ごせますよね。

本記事では、リウマチ歴十数年というベテランさんからリウマチ歴数年の方までが実践している気分転換法をご紹介いたします。

リウマチ闘病生活を豊かにする4つの気分転換法

 

1.十分すぎる睡眠をとる

馬 霧多布 牧場

治療に必要な十分な睡眠

特に投薬を開始された方はみなさん揃って「疲れる」「気だるい」といいます。さらに、生物学的製剤の治療を開始された方は、関節の炎症を抑える代わりに、倦怠感という副作用がついて回るため、疲労感も人一倍であるといいます。疲労感が人一倍であるならば、睡眠も人一倍取らなくてはなりませんよね。しかし、仕事で残業が続き毎日の睡眠時間が短い方、夜遅くまでお子さんの世話をされている方、相手の帰宅を待つあまり寝るのが遅くなってしまう方にとっては、睡眠不足は大敵ですよね。ただでさえ毎朝の関節のこわばりがあるのに、そこに眠さが加わったら目も当てられませんよね。

仕事が忙しい方は病気の特性を周囲に伝えて早めに仕事を切り上げ、家族がある方は「先に寝てるよ」と相手に伝え、毎日の睡眠に集中できる環境を作ることが大事であるようです。睡眠時間の目安は1日最低7時間。しかし、まとまった睡眠時間を7時間とることができない方はどのようにしているのでしょうか。お勤めしている人であれば会社の静かなところで、昼休みに30分程度体を横にする、あるいは週に何日か時間休を取り、昼寝の時間を1時間作る、家におられる方であれば、午後に数時間を昼寝をして夜に備えるなど、睡眠を細かく取る方が多いようです。

 

2.自分一人の時間を作る

旅 バイク 後ろ姿

内省のための一人の時間

十分な睡眠の後、特に休日は「何かしないと休みがもったない!」と前向きな気持ちになり、何かをしたくなりますよね。ご自身の趣味や興味のあること、ネットサーフィン、映画、音楽、コーヒーブレイク、読書、ペットと遊ぶ、絵を描く、家庭菜園…など時間を忘れるくらいの趣味に打ち込むのがオススメのようです。さらに、痛みはあっても熱中できることが見つかれば最高だといいます。中には、アロマオイルを焚きながら好きな音楽を聴いてソファーで横になるという、睡眠なのか趣味なのかわからないようなことでも「最高の時間」という方もおられます。

要は何をしている時にご自身がリラックスできるか、自身の内面に目を向けることができるか、いかに自分一人になる時間を作るかということがポイントのようです。いくら趣味とはいえずっと趣味のことばかり考えているわけではありませんから、痛みのこと、治療のこと、今後のこと…リウマチになったことで考えなければならない様々なことを、自分と向き合うことによって考えをまとめていかれる方が多いようです。そのためにも一人になる時間は欠かせませんよね。痛みがあっても動ける方は、ドライブしたり自然の中に身を投じて、自分を「無」の状態に持って行こうとする方もおられるようです。

 

3.家族や恋人と会話する

青空 山並み 北海道

会話することで一人の世界から外の世界へ

一番身近な話し相手・相談相手として家族や恋人が挙げられますよね。痛みがひどくて辛い時、そばにいてくれる人がいるだけでどれだけ安心することでしょうか。「ここが痛い」とか「不安だ」とか気持ちを伝えるだけでもずいぶん気持ちは楽になりますよね。しかし、一歩間違えるとここが最大の失敗どころであるとも言います。痛みが辛い時はそれを身近な人にぶつけることで気分を晴らそうとしがちですが、痛みのひどさがわからない家族や他人にとっては本人の苦しさを想像してあげることしかできませんよね。「自分の気が済むまで話す」ことで100%わかってもらおうというのは相手にとっても酷な話ですよね。

それが続けば相手も人間ですから、話を半分に聞いたりまともに相手してくれなくなることもあるようです。本人を支えてくれるはずの支援者との人間関係が壊れてしまう瞬間でもありますから、相手の受け取り方や伝え方にも気をつけなければなりませんよね。同時に人に話を聞いてもらう時には相手の時間を使っているんだという意識が必要ですよね。リウマチの方が入院する病院の看護師さんは、こんな風に受け止める方が多いようです。

  • 話(辛さ)を聞いてほしい人が多い
  • 自分の気が済むまでずっと話す人が多い
  • 悲観的、粘着気質だ
  • 躁うつ傾向に振り回される

 

4.痛みが落ち着いたら家の外に出る

三弦橋 シューパロ湖 夕張

痛みを忘れさせる外出や旅行

薬の効果が出始め、痛みが落ち着き、朝のこわばりが気にならなくなると、日常生活が楽になりますよね。家の周りを散歩される方、ドライブに出かける方、レストランに食事に行く方、ショッピングに出かける方…気分転換のために今まで我慢していたことや「そういう気分じゃないから…」と敬遠していたことに戻って行かれる方が多いようです。できなくなったことに、再びできる喜びを感じられることは本当に素晴らしいことですよね。もちろん、外に出るにあたって不安もあるでしょうから、無理は厳禁、疲れる前に休むことで適度な気分転換になるようです。ご家族や恋人に一緒について行ってもらう、あるいは体調がいいことを伝えてどこかに連れ出してもらう方もおられます。

そのためにも日常の会話は非常に大事ですよね。普段から自分の体調を伝え、体調に波があることや気分にムラがあることを周囲の方に理解してもらうことがポイントと言えそうです。ここに至るにはいくつかステップが必要ですよね。薬が効かずに痛みがひどい時は「十分な睡眠」をとることで気分を落ち着けます。と同時に「趣味に没頭し一人の時間を作る」ことによって自分と向き合うことができます。リウマチに対する自分の気持ちの整理をし、ある程度気持ちが落ち着いた段階で「家族との会話」が充実します。周囲とのコミュニケーションが良好になり「痛みが治まったら外に出る」ことで、これまでの日常生活にグッと近づくことができそうですよね。

釧路 湿原 旅

雄大な景色が心の支えになることも

最後に…

ここまでの長文をお読みくださいまして、本当にありがとうございます。
本記事では、「リウマチの方が辛い闘病生活を豊かにする4つの気分転換法」と題し、

  • 十分すぎる睡眠をとる
  • 自分一人の時間を作る
  • 家族や恋人と会話する
  • 痛みが落ち着いたら家の外に出る

4つの方法をご紹介しました。

リウマチの患者さんにはドラッグフリーで寛解状態になる人もいれば、薬を飲むことで寛解状態になる方、一生薬を飲まなければならない方、人それぞれであるといいます。健全な精神状態がリウマチという病気を良い状態に引っ張っていくことができれば最高ですよね。「健全な魂は健全な肉体に宿る」とはよく言いますが、リウマチの場合は逆の発想が必要かもしれませんよね。

「健全な肉体は健全な魂から作られる」

以上、
「リウマチ闘病生活を豊かにする4つの気分転換法」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。