リウマチの方が家庭や職場で言われると嬉しくなるフレーズと落ち込むフレーズ10選

リウマチの方を支える家族の方、リウマチの方と一緒にお仕事をする周りの方へ。

励まそうとして「なんて声をかけてあげればいいのかな」何かを伝えようとして「こう言ったらマズイかな」と悩むことがありますよね。

本記事では「リウマチの方が家庭や職場で言われると嬉しくなるフレーズと落ち込むフレーズ10選」と題し、ご紹介いたします。

リウマチの方が家庭や職場で言われると嬉しくなるフレーズと落ち込むフレーズ10選

 

1.「最近調子よさそうだね」

コメント 白紙 木目

誰でも嬉しい体の気遣い

リウマチの方は、他人からどう見られているかがとても気になるようです。「足を引きずっているのがわかられるかな…」「手が腫れているのに気付かれるかな…」など、ある一定の時期までは自分がリウマチであることを隠そうとする方が多いようです。そんな時に効果的な言葉が「最近調子よさそうだね」であるといいます。もし本人がほんとうに調子が悪い時に聞いたとしても、「痛いけどそう見えるのかな?」と自分自身に暗示をかけることができます。本人にとって前向き、かつ人間関係をプラスに持っていくようなフレーズですよね。その一言でパッと表情が明るくなれば、家族関係も職場の雰囲気も良くなりそうですよね。

 

2.「最近がんばってるね」

コメント 白紙 木目

本人の頑張りを認める

人間が本来持つ、認められたい欲求を満たしてくれるフレーズですよね。頑張りすぎる性格の方にとって、自分が暴走しないように後ろから引っ張ってくれるようなフレーズであるといいます。「もっと頑張らねば」と自分を追い込んでしまうリウマチの方にとっては、この一言で「自分は頑張っていたのか」と我にかえることも多いようです。嫌味に聞こえないように「頑張ってるね」と伝えるには口先の声がけではいけないようです。心から「あの人は頑張ってるな」と思って始めて、魂のこもった「頑張ってるね」が出るようです。職場での上司や大事なパートナーから言って欲しい一言ですよね。

 

3.「無理しないで言ってね」

コメント 白紙 木目

本人が手を抜ける環境を作る

自分を気遣ってくれていることがよく伝わるフレーズですよね。重いものを持とうとしてるのを見つけた時に「わたしが変わるから、無理しないで言ってね」なんて声をかけられたらとても嬉しいですよね。リウマチの方にとってできないことを周りにお願いするというのはとても勇気のいることで、ほとんどのリウマチの方がぶつかる壁であると言われます。無理すればできることでもあえてお願いするというのは、気持ちの上で自分自身との戦いですよね。そして多くの方が無理をして自分でやってしまいます。そんな時に「無理しないで言ってね」と本人の殻を外からつついてあげることができれば、一歩踏み出しやすくなりますよね。

 

4.「ゆっくり一歩ずつやろうよ」

コメント 白紙 木目

リウマチを理解していることを伝える

仕事で周りに遅れをとるまい、家事で家族に迷惑をかけまいと焦ったり急いでしまう方にとっては、何よりも安心できるフレーズであるといいます。自分がリウマチであることを引け目に感じ、頑張る姿はとても痛々しいものです。そんな時に同じチームのメンバーから「ゆっくり一歩ずつやろうよ」と声をかけられれば、「自分は受け入れられている」「今の自分でいいんだ」と感じることができますよね。「あなたをチームの一員として認めているよ」あるいは「あなたの体の状態はみんな理解しているからね」と直接言葉には出さなくても、そんなニュアンスを感じさせるオススメのフレーズです。

 

5.「ありがとう、感謝してるよ」

コメント 白紙 木目

有用感を通じたモチベーションの維持

その方の存在を大きく肯定するような、リウマチの方でなくても誰もが言われたいフレーズですよね。自分が必要とされている、人の役に立っている有用感とでも言うのでしょうか。有用感は相手の存在があって初めて出てくる感情ですから、リウマチの方の存在をしっかりと認めることにつながりますよね。職場での人間関係、家族関係を強固なものに押し上げてくれる一言です。特に本人をそばで支えるパートナーの方に言って欲しいものですよね。同時に本人の側からも「ありがとう」と意識して声に出していくことができれば、気持ちの良いコミュニケーションをとることができそうです。

 

6.「◯◯したらもっと◯◯なのに」

マイナス コメント 白黒

無理にハードルを上げる

今の現状に満足することなく、もっと高みを目指すよう働きかける言葉であったり、今の現状を叱咤するようなフレーズは、時に本人を追い込んでしまいますよね。痛みと戦い日常生活を送るのもやっとこさという方にとっては、針のムシロに座らせられるよりも辛いことかもしれません。お仕事をしている方であれば、終業後の疲労は本人にしかわからないといいます。そんな時に家族からこのような言葉をかけられたら、心の拠り所がなくなってしまうといいます。その代わり、「◯◯してみるのはどうかな?そうすれば◯◯になると思うけどどう?」というように、提案型のコミュニケーションをとっていく方がより効果的であるようです。

 

7.「◯◯するのは当然のこと」

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ルールで縛ろうとする

本人ができないことを無理やりルールで縛ろうとしてはいけないようです。リウマチが原因であることが明らかな時、できない理由を聞くのはナンセンスと言えそうです。時にそのルールがリウマチの方にとって大きな障壁になることもありえますよね。洗濯や掃除、食事の準備がこれまで通りにできない、どうしても時間がかかってしまう、出勤時間や休暇の問題、通院の問題、残業の問題など、家庭での役割や職場での暗黙のルールなどがそれに当たるようです。いくら組織とはいえ、ルールや役割を柔軟に変えて周囲を巻き込み、皆でリウマチの方を支えていくというスタンスが重要であるようです。

 

8.「みんなは◯◯してるよ」

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周囲と比較する

「みんなは外で働いてるよ。パートでもしてみたら?」ー専業主婦の奥さんがリウマチになってしまったという家庭によくあるフレーズですよね。大変さを知らないご主人がポロっと口に出してしまったことが原因で、喧嘩状態になってしまうこともあるようです。何日も家でふさぎこんでいる様子を見かねたご主人が、気分転換をと思って伝えた一言に反応して「私だって働きたいけど、痛くて働けないのよ!」となるパターンです。体に合う治療薬が見つかり痛みが治まるまでは、優しく見守るしかないようです。そして周囲とは絶対に比べてはいけないようです。周囲ができて自分ができないことが何であるか、本人が一番よく知っていますよね。

 

9.「◯◯は自分の責任でしょう」

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自己責任論で完結させる

自己責任論に持ち込んで、完結させてしまう会話です。「病気になったのは自分の責任でしょう」ーこれは超禁句であるようです。リウマチという病気と一生付き合っていかなければならないことは本人がよく知っていますし、一生付き合うという覚悟をするには時間が必要です。それにリウマチになったことは自分の責任ではありませんし、リウマチになるとは誰しもが想像できないことです。わかりきっていることを改めて口に出すことはないのかもしれませんよね。それよりは「一生付き合うことになるんだから、どうすればうまく付き合えるか一緒に考えよう」と家族や職場の方が口にすることで、本人を支えることができます。

 

10.「孫の顔が見たい」

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家族計画を急かす

相手の親と同居している方、あるいは両親・義理の親が病気ひとつしたことのないような環境にある方が言われてしまうフレーズです。抗リウマチ薬や生物学的製剤を服用している場合には、主治医の判断により治療薬を別な薬に置き換えたり、一定期間中止しなければならないことがあるようです。それを知らずに、うっかり「孫の顔が見たい」なんて言ってしまうと家庭崩壊の危機にもなりかねませんよね。自分や相手の親からパートナーを守ってあげるという努力が必要かもしれません。特に親の目には、リウマチの痛みのせいで体を休めている様子が「怠けている」と映ることもあるようですので、注意が必要ですよね。

黄色 花 ポートレート

相互の理解と思いやりで、快適に過ごせる空間を

最後に…

ここまでの長文をお読みくださいまして、本当にありがとうございます。

家庭や職場でも十分に起こりうる会話をご紹介しました。健常者には通用するフレーズでも、リウマチの方には痛い一言となる場合もあるようです。リウマチを克服するには、人間関係をいかに豊かにするかが肝であると言われます。職場での関係、家族関係、主治医との関係、自分を取り巻く全ての人間関係を円滑にしていくことですよね。

以上、
「リウマチの方が家庭や職場で言われると嬉しくなるフレーズと落ち込むフレーズ10選」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。