リウマチの方が仕事探しを成功させる3つのポイントと面接対策

青空 雲 電線

リウマチの方で、就職・転職をする予定のある方へ。

就職・転職を成功させるために何を重視すればいいのかが分かれば、将来の不安も軽くなりますよね。

本記事では「リウマチの方が仕事探しを成功させる3つのポイントと面接対策」と題し、仕事選びから面接対策までをご紹介いたします。

リウマチの方が仕事探しを成功させる3つのポイントと面接対策

 

1.キャリアを生かせる仕事を見つける

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戦略的な仕事選び

リウマチの方に限らず、新たに就職活動や転職活動の時に最も重要視されることですが、リウマチの方はさらに強く意識すべきことであると言われています。例えば事務職として活躍していた方が、リウマチと診断された後に新たに営業職や現場に出るような職種に就くことは無謀のようです。これまで通り事務職として転職するか、これまでのスキルをそのまま生かせるような会社を選び、福利厚生や待遇の面で絞り込む方法がありますよね。

ただでさえ慣れていない仕事を一から覚えるには、大変な労力が必要ですよね。ましてや自身の体を気遣いながら仕事を覚えることは、体にも精神的にも負担がかかります。新たに就職や転職する際には、これまでのレベルと同じか少し下がるくらいの仕事を意識して、慎重に会社選びを行う必要があると言えそうです。「リウマチを仕事のスキルでカバーできるか」これがポイントのようです。

 

2.終業後に余力がある仕事を見つける

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仕事を長続きさせるための余力

以外と知られていないのが、この「余力」の概念であるといいます。リウマチでない時には全力で仕事をしても、ある程度寝る時間を作れば体は回復しますよね。しかし、リウマチの方はなかなか回復しない方が多いようです。特に生物学的製剤での治療を始めた方は体力の低下を訴える方が多いようです。「だるい」「寝ても疲れが取れない」「重い」「ベッドに沈んでいくようだ」そして何よりも、免疫が下がって風邪や肺炎などの感染症にかかりやすくなることが一番怖いですよね。

1日の仕事を終えた後に少しの余力が残るかどうかーそのためには、通勤時間の問題や残業の問題、休日出勤の問題などをクリアしなければならないといいます。仕事を終えて家に戻った後でも、食事をとり、一服しながら1日を振り返るくらいの余裕が出る生活がしたいですよね。そして十分な睡眠をとり、「朝が来ることが怖くない」生活を続けることが精神的な健康にもつながるのかもしれませんね。

 

3.多くの収入を望まない

現金 硬貨 1万円札

生活できるだけの収入を目標に

生物学的製剤での治療を始めた方は、多額の治療費が付いて回ります。そのために薬代を稼ごうと、無理に残業したり掛け持ちで仕事をしてしまうことはせっかく転職した仕事先も長続きしませんよね。特に、子育て期にある女性の患者さんたちの中には、治療費の捻出のために自分のショッピングの費用を削ったり、服を買うお金を治療費に充てたりと、何がしかの我慢をされているようです。共働きでも子育て期の家計簿はきついものですから、単身の方にはもっと負担となります。

1ヶ月あたりいくらあれば生活できるのか、そしていくら貯金に回せるのかをシビアに計算していかなくてはなりません。生物学的製剤での治療を始めた方は、皆焦るといいます。当初の計算では収支がギリギリのために治療に踏み切ったけれども、いざ始めてみると手元にお金が残らなくて怖いと。しかし治療をしながら仕事を継続することが目標ですから、焦りは禁物ですよね。

 

4.リウマチという病気を知ってもらう

リウマチ 手 腫れ

病気の特性を知ってもらう努力

患者数が日本で60万人から70万人と言われる関節リウマチ、がんや脳梗塞ほどメジャーな病気ではありませんよね。面接官でも知ってる方はほとんどいないと思って、面接に望むのがいいようです。ましてや面接に来ている時点で「病気?動けてるけど…」と完全な健康体と勘違いされてしまうことが多いようです。

特に、実際の症状がどのように出るのかが面接官には気になるようです。「発作みたいに突然痛くなるの?」「突然痛くなって動けなくなってしまうの?」などリウマチの方が抱える現状とはトンチンカンな質問も出るようです。そんな中で、リウマチの症状を説明する場合に必要なことは次の7点であるといいます。

  • 一生付き合う進行性の病気だが薬でコントロールできる
  • 発作とは違って突然動けなくなることはない(目に見えない病気)
  • 寒い冬に痛みが出やすい
  • 指や手首、足首の関節に負担がかかるようなことは避けたい
  • 無理は効くが、その後回復しづらい
  • 薬の副作用で免疫が落ちる(体力の低下・感染症にかかりやすい)
  • 通院の頻度は月に◯回程度である

 

5.ネガティブな人間でないことを知ってもらう

女性 後ろ姿 ポートレート

リウマチに対する偏見を突破する努力

中には、親や知り合いがリウマチであるという、病気が身近な面接官もいるかもしれません。その場合は「あのリウマチね…」と眉をひそめられる場合もあるようです。面接官の親や知り合いがリウマチになった頃には、生物学的製剤という特効薬が開発されておらず、痛み止めや比較的弱い薬を服薬していたようです。痛みが劇的に止まることはなく、常に「痛い痛い」と周囲に言っているため、周りが聞き飽きて疲れてしまうというようなことも起こっていたようです。

それと同じように「あのリウマチね…」とマイナスイメージで捉えられてしまっては、周りの応募者よりも不利になってしまいます。それを回避するには、使っている薬によって痛みがしっかり止まっていることを伝える必要があるといいます。そして、薬の副作用として起こりうる可能性(免疫低下による風邪や肺炎など)を伝え、規則正しい生活を送らなければならないことを分かってもらわなければなりませんよね。

 

6.自分を雇用するメリットを伝える

職務経歴書 履歴書 要約

自分の価値を知ってもらう努力

次に重要なのが自分を雇用するメリットを伝えることです。リウマチの方に限らず、これまでの職歴やスキルを武器に自分をPRしていかなければなりませんよね。リウマチという病気の特性を伝え、自分はネガティブな人間でないことを知ってもらったうえで自分をPRするわけですから、ここに至るまで随分と回り道をしているような気がしますよね。しかし、この回り道が大きな評価になることもあるようです。

病気をコントロールしながら仕事生活を続けるという自己管理能力やリスク管理の能力、自分の体の状態を理路整然と話すことができるという客観的な視点、これらは健康な方にはない武器と言えそうです。だからといって、これらの武器は直接面接官に伝える必要はないですよね。その方の話し方や表情を見れば、相手に伝わります。リウマチの方の場合、できること・できないことはある程度はっきりしていますから、採用後の自身の使い道を積極的に面接官に伝えることができます。

 

7.治療に前向きであることを伝える

診断書 リウマチ 関節

病気についてオープンであることを伝える努力

4つ目は、治療に前向きな姿勢を伝えることです。具体的には労務管理の部署あてに診断書を出してくれと言われる場合もあるようです。その時に、通院の頻度や体の状況、勤務する上での留意点などを主治医に記入してもらう必要がありますよね。採用側が何を知りたいのか(病気の進行の可能性や副作用の可能性など)を見抜いて、主治医に伝え「◯◯の治療を継続することができれば勤務上支障はない」というように、ある程度通院や治療の必要性を強く記入してもらった方が休みも取りやすくなりますよね。

治療をすることや診断書を出すこと、病気の状況を話すことにオープンな姿勢であることをわかってもらい、採用後のミスマッチという企業が最も恐れるリスクを避ける必要があるようです。また、薬代は高価で副作用もありますが、仕事を長く続けるために、その都度主治医が判断する治療を行っていくという姿勢も伝えなくてはなりませんよね。

バッグ ネクタイ 書類

自分自身の棚卸しから始まる就職・転職活動

最後に…

ここまでの長文をお読みくださいまして、本当にありがとうございます。
本記事では、仕事を探す時に心に留めおくこととして次の3つのポイントを、

  • 戦略的な就職・転職活動をすること
  • 体力を残して細く長く働けるかどうか
  • 堅実な収入を得られるのか

そして面接対策では、4つの努力をご紹介しました。

  • 病気の特性を知ってもらう努力
  • リウマチに対する偏見を突破する努力
  • 自分の価値を知ってもらう努力
  • 病気についてオープンであることを伝える努力

とまとめることができます。
納得のいく仕事で、細く長く働ける環境に身を置くことができればうれしいですよね。

以上、
「リウマチの方が仕事探しを成功させる3つのポイントと面接対策」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。