親孝行がしたい!田舎の母親が泣いた息子の行動とは

首都圏で生活している方で、田舎で暮らす母親の食事を気にかけておられる方へ。

気づいたら自力で食べられなくなっていた、病院から戻れなくなっていた、となる前に手作りのものを食べさせてあげたいですよね。

本記事では、田舎の母親に食べ物を送り続けた方の話をご紹介いたします。

親孝行がしたい!田舎の母親が泣いた息子の行動とは

 

1.夢に出た母親と茶色に変色したオクラ

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階段を登る年老いた親

この方はある晩、嫌な夢を見ました。それは、ご実家の市営住宅の階段を登る母の姿でした。どうやら夢の中で泣いたらしく、泣いた瞬間に目が覚めたようです。

「嫌な夢を見た。実家の市営住宅の階段をヨタヨタ登るオフクロの姿。夢で泣いてたんだと思う。泣いた瞬間に目が覚めた。夢で泣くと目が覚めた後、頭がめちゃくちゃ痛い。私が生まれる前からのオフクロのリウマチ。リウマチがとても憎い。先月実家に帰った時、愕然とした。ふざけたつもりでオフクロの背中を押したら、手が肩甲骨にもろに当たった。「やせこけている」手が震えた。口は達者だけど、手が不自由で思うように料理ができない。

じゃあ、何を食べてるんだろう。冷凍したおかずを少しずつ解凍して食べている。父親は一応いるけどまだ52歳だから働く年齢。父親は料理しないのか、忙しく働いている人にはそこまで頼めない。兄弟は?残念ながらわたし一人です。

冷蔵庫の中で茶色に変色したオクラを見つけて、思わず捨ててしまった。「冷凍してたからまだ食べられる」ゴミ箱から拾い、大事そうにラップに包み直す母親。もう涙も出ない。これが現実、これが生みの親の姿だと知った。」

 

2.「この袋に食べ物をください」

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袋を送ってきた意味とは

「気づくのが遅かったんだと思う。今は瀬戸物の食器なんか持てないから、袋からそのまま口に入れて食べている。箸を持つのもやっとのことです。2年以上前から、なぜか自分にZIPロックの袋ばかり送ってきていた。その当時は、なんだこんなに袋ばかり送って!と全部捨てていたけれど、今になってやっと分かった。

「この袋に食べ物を入れてわたしにください」

母親からの無言のメッセージだったのかと思うと、もはや後悔の涙も出ません。気づかなかった、気づいてあげられなかった。ごめんなさい。自分のことでいっぱいいっぱいでした。その間にも親は確実にやせこけていた。骨と皮。気づくのが遅かった。もう後悔はしたくない。東日本大震災から2年、先月の11日、そう誓いました。」

 

3.あと15時間でヤマト運輸が行くからね

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食べ物を届けてくれる運送屋にありがとう

「手が使えないということは、食事が作れないということ。口に食べ物が入らないということ。食べ物が入らないということは、栄養が取れないということ。恐怖なんだと思う。食べられるものは何でも冷凍する。それが腐っていたとしても、食べられないよりはマシ。自分は何をやっていたんだ?首都圏に出てから実家の母親のことを真剣に考える機会がありましたか?

先月から食べ物を送ることにした。毎月4の付く日は「洋子の日」。パチンコ屋みたいだけど、毎月4の付く日にはおかずを作って送ろうと。今日のメニューは、焼きそば、かぼちゃの煮物、厚揚げの煮物、レンコンとワカサギと鶏肉の唐揚げ、きんぴらごぼう、キノコの味噌汁、ナポリタン、サラダ、釜飯… これだけあれば10日はもつかな。

明日の午後にヤマトのクール便ですぐに送るから。これほどまでに運送屋さんの存在がありがたく思える時はなかった。出発間際の集荷場に滑り込んだ。「調理済みおかず」と書かれた伝票を確認し「お預かりします。」と私の目をまっすぐに見たドライバーさんが神様に思えた。ドライバーさんお願いします、急いでください。母親に食べ物を届けてください。母親が待っているんです、お願いします。深く頭を下げた。

おふくろさんもう少しだけ待っててね、あと15時間で食べ物が来るよ。」

食卓 夕食

みんなで囲みたい食卓

最後に…

ここまでの長文をお読みくださいまして、本当にありがとうございます。

親が一人で暮らせなくなってきたので首都圏に呼び寄せようとしても拒否される…奥様と折り合いがつかない…など様々な事情で親と別居している方は多いものですよね。田舎の親の食事情は、一度気になるとその先ずっと気になってしまいます。

気づいたら親は自力で食べられなくなっていた、病院から戻れなくなっていた、となる前に、手作りのものを食べさせてあげたいですよね。定期的に手作りのおかずを送ることができれば、遠く離れてはいても自分自身で親の「食」を支えることができます。独身の方であれば作る手間や時間は大変な労力ですが、結婚している方ならパートナーの力が頼りとなりますよね。材料の買い出しに調理、袋詰め、発送と一人ではくたびれてしまうような作業が半分の時間で済みます。ご自身の小遣いを使ってでも、一度はやってみたい親孝行ではないでしょうか。

以上、
「親孝行がしたい!田舎の母親が泣いた息子の行動とは」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。