郷里の母にありがとう

都会暮らしをしている方で、郷里の母親のことが気にかかる方へ。

遠く離れた母親を思う気持ちを自分の中で昇華させることができれば、少し安心しますよね。

本記事では「郷里の母にありがとう」と題し、多くの方が実践している「ありがとう」の表現の仕方をご紹介いたします。

郷里の母にありがとう

 

1.電話を掛け手紙を出して近況報告をする

田舎 実家 故郷

「故郷は遠きにありて思うもの」

電話をかけて相手を気遣う方法は、一番手っ取り早い方法ですよね。インターネット環境の普及によってSNSを使ったコミュニケーションは、遠く何百キロも離れた母親がすぐ近くにいるかのような感覚にしてくれます。しかし、電話やSNSだけでは何か物足りない、心配する気持ちを十分に伝えきれないという方は大勢おられます。

そんな時、心にストンと落ちるような方法で気遣いできるのが手紙です。今更母親に手紙を書くなんて少し緊張してしまうとか、恥ずかしいとか、いろんな感情が湧きあがってきますが、分量や内容は一切関係なし、心に浮かんだことや普段気にしていることをつらつらと書くことができればそれでいいんだと多くの方が言います。手紙を受け取った母親は、なんとその手紙を捨てずに大事に取っておく方がほとんどのようです。そして事あるごとに手紙を取り出し読む事で、遠く離れた子供達を気遣ったり、子供が小さい頃の思い出にふけったりするようです。

メールや電話では絶対に得られない効果ですよね。手紙という物が手元に残るからこそ、気遣う気持ちをいつまでの母親の記憶の中にとどめておくことができるのかもしれません。手紙を送った方も安心しますし、受け取った母親も手紙を大事にすることで心の平穏を得られるのかもしれません。

 

2.モノを送る

お手玉 昔遊び

昔懐かしい道具

2つ目にご紹介するのは、一言や一文を添えて物を送ることです。貴金属や高価なものである必要はないようです。近くの商店街で買った雑貨や巾着、お手玉、けん玉、おはじき、ビー玉、お祭りで買ったものなど、母親の年代の方達が小さい頃に遊んでいた物、日常生活の中で使っていた物などが喜んでもらえるようです。

郷里の母親は、自分の老後のことや生活費、相続問題などせまり来る将来に大きな不安を抱えて暮らしていますから、一時でも時間軸を過去に戻してくれるような物を送ることによって心和らいでもらい、これまで歩いてきた道を振り返ってもらうという感覚が必要なのでしょう。

送る時には、かわいらしい便箋や和紙の便箋に短いコメントを入れて送る方が多いようです。近くの商店街で見つけたとか、自分の子供がそれで遊び始めたとか、今の生活に関係するようなコメントを添える方が多いようです。中には手先が器用な母親にパッチワークをプレゼントした方や、自分でクマのぬいぐるみセットを買って時間をかけて作り、それを郷里の母親に送って「かわいい前掛けをつけてあげてください」などコメントを添えた方もおられるようです。その方が利用したショップをご紹介いたします。

●「🔗ぬいぐるみ屋」(和歌山県)

手作りキットの「いつまでも愛される正統派テディベア」が人気があるようです。

 

3.手作りの食べ物を宅急便で送る

おふくろ 味噌 味

母親の味が恋しい味噌田楽

3つ目は、自分で調理することが難しい状況にある母親にしてあげられるベストな方法です。高齢や体の不自由さ、ご主人が亡くなって一人で暮している母親にとって毎日の食事は大変な負担になりますよね。

現代では食料の宅配サービスやお弁当の配食サービスが充実していますが、いくら食料を自宅に届けてもらっても、それを調理して口に入れられる状態にまで持っていくことは容易ではありません。介護保険を使ってヘルパーさんに食事を作ることをお願いするという方法もありますが、都会で暮らす子供達から定期的に手作りの食べ物が届いたら、どんなにか嬉しいことでしょうか。

これまでご紹介した2つの方法に比べて、一緒に暮らす家族の理解(特に奥様の理解であるといいます)や労力(作るための材料費や光熱費、包装の手間など)のかかる方法のため、始めること以上に長続きさせることは難しいようです。しかし2週間に1回や3週間に1回と長いスパンであっても、続けることができればどの方法よりも心のこもった「ありがとう」「いつでも気にかけているよ」という気持ちを表現することができそうですよね。

コマツナ 田舎 葉物

新鮮野菜を調理する

最後に…

ここまでの長文をお読みくださいまして、本当にありがとうございます。
本記事では「郷里の母にありがとう」と題して、

  • 電話を掛け手紙を出して近況報告をする
  • モノを送る
  • 手作りの食べ物を宅急便で送る

3つの方法をご紹介いたしました。世界中どこへ行っても、子供がどんなに大きくなろうとも、母親と子供の関係はずうっと「母親とその母親に育てられた子供」のままですよね。「俺は親のことなんか気にしてないょ」とか「好きに暮らしてるんだろうなぁ」と強がっても、心のどこかで気にしていると多くの方が言います。要はその自分の気持ちに気づかないふりをしている方が多いようです。気づいてしまうと、その心配に押し潰されそうになるから…と。

電話や手紙で一歩踏み出すことが、郷里の母親の心配を軽くし、そしてご自身の不安を軽くさせてくれるのかもしれませんね。

以上、
「郷里の母にありがとう」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。