朝日にありがとう

毎朝早起きし、朝日に向かって深呼吸する方で、改めて朝日に感謝したい方へ。

朝日の意味を知ることで理解と感謝がさらに深まれば、毎朝の深呼吸も充実したものになりますよね。

本記事では「朝日にありがとう」と題し、朝日への3つの感謝をご紹介いたします。

朝日にありがとう

 

1.闇から脱する朝日に感謝

装飾古墳 太陽 壁画

壁画に描かれた太陽のシンボル

古来より、太陽は闇を照らし生を与えてくれる存在として崇められています。今からおよそ1400年以上前の古墳時代、九州地方を中心に装飾古墳と呼ばれる極彩色の古墳が作られました。その石室の内部には様々な文様が顔料で描かれてきました。特に同心円文は鏡や太陽、呪術を意味する文様を図化したものと言われておりますが、諸説定かではありません。亡くなった人を死後の世界へと送り出す上で、太陽がどんな役割・意味を持っていたのか、遠い古墳時代のことだけに大変興味深いですよね。

日本の神話において、太陽神である天照大神が洞窟の中に入り世界が闇に包まれてしまい、神様達が集まって一計を案じ天照大神を洞窟の外に引っ張り出したことによって世界が光を取り戻したという「天岩戸隠れ」は大変有名な話ですよね。日本だけでなく、メキシコ南東部のマヤ文明においても太陽信仰の対象として、また天文学が発展する上での観察の対象として見られてきました。古代人と太陽、そして平成に生きる私たちと太陽、人類が誕生する前から存在する太陽の光によって闇から抜けることができるのですね。

 

2.植物の光合成に感謝

光合成 朝日 農業

圃場の朝は早い

私たちの命を支えてくれる「食」。その食は植物によって支えられていますよね。野菜の成長に太陽の光が必要なことはもちろん、私たちの食べる肉はその動物(豚・鶏・牛。。。)が健康に育っていなければ私たちがいただくことはできません。動物が健康に育つには、動物が口にする食事が大事です。動物用の乾燥飼料や干草も太陽の光があるからこそ収穫できるものです。

植物の成長には光合成が不可欠です。早朝、植物体は適度な二酸化炭素と水分をその身体に蓄え、呼吸を開始します。そこに朝日に差し込み、環境が整うことによって光合成が始まります。それはわずか数時間の出来事、その間に同化産物が作られ午後の時間帯に植物体全体に行き渡ることによって体が大きくなります。農業では何をおいても「日当たり」が重視されますよね。まずは日当たりがあってこその肥料、水分が生きると言われています。朝日がなければ光合成することはできませんし、植物体が成長できなければ動物はもちろん、人間が生きていくことはできません。数時間の朝日によって、私たちの命が支えられているのですね。

 

3.体内時計の調節に感謝

カーテン 朝日 窓

朝日とともに体内時計をリセット

3つ目は体内時計の調節をしてくれる朝日に感謝することです。前日にどんなに夜更かしをしていても睡眠時間が短くても、朝日を浴びることによって体内時計がリセットされ、体のリズムを戻すことができます。

睡眠を専門とする日本大学医学部精神医学系の内山真先生によると、良い睡眠をとるには「若年世代は夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保つ」ことが重要であるといいます。

「思春期から青年期にかけては睡眠の時間帯が遅くなります。休日に遅くまで寝ているのは、日頃の睡眠不足の解消とはなりますが、同時に体内時計のリズムを乱します。体内時計は起きてすぐの太陽の光でリセットされるため、暗い寝室で長い時間過ごすと、夜に寝つく時刻が少しずつ遅れます。」

若年世代だけではなく、高齢者の良い睡眠のためにも朝日を浴びて体内時計をリセットすることが有効であるといいます。人の睡眠時間は人生の4分の1から3分の1を占めています。人間が一番ニュートラルな状態になっているのは起きてすぐの状態ですよね、そんな時に浴びる朝日に感謝することができるならば心のクリーニング効果もありますよね。ニュートラルな状態に加え、毎朝のクリーニングを習慣づけることで自分を取り戻すことができれば幸せですよね。

風車 山小屋 風見鶏

山の頂から望む朝焼け

最後に…

ここまでの長文をお読みくださいまして、本当にありがとうございます。
本記事では「朝日にありがとう」と題して、

  • 闇から脱する朝日に感謝
  • 植物の光合成に感謝
  • 体内時計の調節に感謝

の3つをご紹介しました。

そのどれもがあまりにも当たり前すぎて、日々の生活の中で意識をしないと忘れてしまうようなものです。しかし当たり前のことだからと流さずに、「朝日が昇る目的は?」「光合成が起きる目的は?」とその当たり前の現象が起きる目的を考えることが、人間という摩訶不思議な存在の洞察へと繋がっていくのではないでしょうか。

以上、
「朝日にありがとう」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。